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編纂人:鈴木 遊
A5版
304ページ
【9月8日発売予定、兵庫県高校演劇創作脚本集の第2号!】
高校生の生の言葉、考え、想い。
そのときの、その人たちだけにしか書けなかった物語。ある意味、プロにも書けない世界かもしれません。
戯曲を読まない人、演劇をしない人にも楽しんでいただけるのではないでしょうか。
第2号ではコンクール以外の作品、ならびに、演劇部3年生からの寄稿文も掲載しています。
【収録作品】
◎空に溶けて
丸山香有菜/五ノ井幹也(2015年・生徒創作/顧問潤色)
眩しいのはあの子なのか空なのか。ある夏の日を舞台に、女子高生を描く。「どうしても知りたいの。」
○裁判同好会
光武太郎(2017年・顧問創作)
カンニングをしたのか、していないのか。裁判が進む中、それぞれの思いが少しずつ明らかになり──。有罪?無罪?それぞれの真実は?
◎明日、また
神野萌花/西宮今津高校演劇部(2018年・生徒創作・創作脚本吉山賞)
演劇部の部室で発見した古い日誌。それは、阪神淡路大震災翌年の合唱部のものだった。あの日から、部室では何があったのか?
○インザハウス
福田成樹(2018年・顧問創作)
教育実習のために帰ってきたエリ。ところが家には見知らぬアヤさんが家族とともに暮らしていた。エリが帰ってきた理由。家族が暮らす理由。そして、明日は……?
◇リセマ達
いぐりんとその仲間達(2022年・生徒顧問合作)
これが3回目の球技大会!?同じ日を繰り返していることに気づいたサツキとユウタは、次の日に進めるべく奮闘する。そんな役目にも納得していたころ、事件は起こる。
※2023年全国大会出場作品
◎信号反応
中川理彩(2023年・生徒創作)
18歳、成人。18歳の誕生日を迎えた阿部は今日も化学同好会の部室へ。今日から大人?成人と大人は違う?「先輩の好きな化学反応、なんですか?」
◎滝沢さんと会長くん
ヒバリズム(2023年・生徒創作)
「今週の目標、恋愛禁止の徹底」と黒板に書かれた生徒会室。そこへ会長から呼び出された滝沢さんがやって来る。なぜか会長が滝沢さんの恋愛を助けることになり……?
◎ふとんがふっとんだ!
福原瑚都/安東湖春(2023年・生徒創作)
「ほんまに台湾有事って起こるんですか?」宝塚市の山の上の高校にある、演劇部倉庫のコンテナを舞台に、劇中劇で描かれる台湾有事後の世界。
◇653-0824
(有)山ヤ百貨店(2023年・生徒顧問合作)
神戸市で最小の面積、最大の人口密度の長田区。この小さな世界で、女子高生たちが見つめる今。伝統のファッションショーの幕は上がるのか?
※2024年春の全国大会出場作品
▼収録作品のこと(note)
https://note.com/gikyoku/n/n1f6bf95bffd6